「森 剛志」の検索結果
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オリンピックブームと関西の訪日観光戦略の構築
研究プロジェクト
研究プロジェクト » 2015年度 » 関西の成長牽引産業
ABSTRACT
リサーチリーダー
主席研究員 森 剛志 甲南大学教授
研究目的
オリンピックを数年後に控え、海外からの訪日観光客は毎年増加する傾向が続いている。これまでのオリンピック開催国の成功と失敗事例を検証するとともに、訪日観光客として今後も大きな需要が見込まれる中華圏(台湾、香港、中国大陸)からの観光客の選好を分析し、関西の行政や民間サイドでできることの可能性と潜在的な需要を分析する。
関西の地方行政(大阪、京都、神戸、奈良)は、何をなすべきか。さらには、大手企業(百貨店、鉄道など)だけでなく、中小企業までを読者として想定し、これまで取りこぼしてきた消費性向が高い訪日客をひきつける秘策を、海外の事例からも学び取りつつ、現場検証・データ分析しまとめる。特に、遠方から来るオーストラリア・欧米人の1人あたり観光支出は高いことから、特にアジア・太平洋地域であるオーストラリア人が日本により多くくるための秘策を分析する。
研究内容
オリンピック開催国の現場取材、および関西での企業・行政の取り組みの現場取材という「足で稼ぐ」分析を行うとともに、インターネット調査やデータ分析を通じた実証分析を行う。特に、アジア・太平洋地域であるオーストラリアからの訪日観光客が求めている選好(日本の文化・伝統や食事へのあこがれ)などの潜在的需要を分析する。
リサーチャー
浅岡さおり 大阪観光局 MICE推進部 担当部長
馬 欣欣 京都大学薬学部准教授
研究協力者
Miles NEALE 大阪大学大学院
津崎 章裕 神戸大学大学院
期待される成果と社会還元のイメージ
関西の地方行政(大阪、京都、神戸、奈良)は、何をなすべきか。オリンピック開催国の成功と失敗事例を検証することで、日本・関西ブランドをどのように有効に海外の潜在的観光客にむけて発信していくべきか。関空からの快適な旅(食べる・泊まる・観光する)ための、街づくりとは。これを実現するために、関西の観光資源をどのように活用できるかなど、具体的な提案を考える。
アジアからの観光客ための街づくり、さらにはオリンピックブームを最大限享受できる関西にするために活用できるように情報提供を行う。
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関西における21世紀型ツーリズム構築
研究プロジェクト
研究プロジェクト » 2014年度 » 関西の成長戦略
ABSTRACT
リサーチリーダー
主席研究員 森 剛志 甲南大学教授
研究目的
チャイニーズ・リッチの潜在的需要、東京オリンピックの経済効果取り込み等を切り口に、IR (Integrated Resort) を含めた関西における21世紀型ツーリズムの構築に向けて研究する。
研究内容
アジアからの観光客の日本に対する「あこがれ」に関する経済的価値を抽出する。特に、チャイニーズ・リッチに関する分析を行う。中国からの観光客は「環境」と「医療」に高い関心をもっていることが政府観光局資料より明らかになっていることをふまえ、アジアの潜在的観光客の需要を正確にとらえつつ、関西にある多くの観光資源をうまく活用できるように情報提供を行う。
リサーチャー
林 健太 甲南大学准教授
期待される成果と社会還元のイメージ
統合型リゾートだけではなく、新しい潜在的需要の発見も含め研究する。関西の大企業だけでなく、中小企業までを読者として想定し、潜在的アジアからの観光客の需要を分析し、まとめる。